2020.12.4.Fri ミュージカル「EDGES」＠新国立劇場中劇場マチネ観劇感想

こんにちは、スネ毛ちゃんです！

今日はミュージカル「EDGES」＠新国立劇場中劇場　を観劇しました！

2020年4～7月に日本初演となる上演を3チームの競作で予定していたそうですが、新型コロナウイルスの猛威により、その全公演が中止となりました。

約半年の時を経て、よりディスタンスの取りやすい広い劇場空間で、できる限りの感染症対策を行った上での上演となりました！！！再出発公演ではチームREDとチームBLUEの２チームが、それぞれの公演を競い合います。公演期間の前半戦はチームBLUE、後半戦はチームREDの上演となります。私はチームBLUEで観劇しました！

かなり特殊なミュージカルで、ソングサイクル形式のミュージカルになっています。
ソングサイクルとは、1曲1話完結型のオムニバス形式でストーリー紡ぐミュージカルのことです！

【STAFF】
作品自体は、ブロードウェイミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』や、映画「ラ・ラ・ランド」、「グレイテスト・ショーマン」の楽曲を手掛けた
作詞・作曲家デュオベンジ・パセック＆ジャスティン・ポールが学生時代に生み出したデビュー作品になっています。
2005年にミシガンで初演とのことです(Wikipedia参照・・・・）

Edges (musical) - Wikipedia

【構成】
7５分、１幕編成(途中休憩なし)

【あらすじ】
以下、公式サイトからそのまま引用です。。。！

本作は、一つのテーマのもとに、一曲一話完結の楽曲をオムニバス形式で綴る“ソングサイクル”形式のミュージカル。
日々を精一杯生きながらも、ふとした瞬間に、抱えた胸のモヤモヤに苦悩する若者たち。感情の爆発、周囲の期待からの逃避、複雑な人間関係……。
「自分は誰？　何になりたいの？」――人生の決断にゆれる時、何が起きるのか？
2020年現在、未曾有の感染症で自粛生活を余儀なくされ、人と人の繋がりにも変化が生まれている今こそ、
若者へ、そしてかつて若者だったすべての方へ贈る、
愛、責任、アイデンティティ、人生の意味を正直に問うミュージカルです。

私的なあらすじというか、ざっくり内容としては

大学ぐらいの年齢〜２０代、この時代のどんな人間になりたいか、人生を歩みたいか、恋愛、結婚をしたいか、、、
など、同世代には刺さったり、場合によっては痛い所を突かれる内容かなと思います。

【感想】
●全体的な感想
とにかくよかったです！
演者４名、バンド４名の計８名だけがステージにいる状況なのですが、
本当にパワフルな音楽を感じられました！！！

チームBLUEの演出ポイントは「服」と「カメラ」かなと思います。
ステージ上にはたくさんのお洋服が雑多に散らかっている状況。そして、カメラを通してモニターに映る演者たち。何かを伝えたいというズームが、カメラによってより伝わってきました。チームREDの演出はどうなるのか、気になります(´･ω･`)

ソングサイクル形式は初体験でしたが、大きなテーマに全てが沿っているので、まとまりがありました。
２０代、自分ってなんだろう。人生って、どう生きていくべきなんだっけ。これからどうしよう。
そんな、自分の今後について考えている若者に共感と指針を与えてくれていると感じました。

●楽曲
ジャスティン・ポールさん作曲ということで、期待通りの素敵な作品でした・・・！
主題となる「become」がとても耳に残って、お気に入りの楽曲です。