ホリエモン主演ミュージカル「クリスマスキャロル2020」@東京キネマ倶楽部(東京・鶯谷)

ホリエモンこと、堀江貴文さん主演の舞台というだけでも驚きですが、それ以外にもビックリポイントがたくさんあるミュージカルでした(`・∀・´)
毎公演「スペシャルゲスト」が登場することになっており、私の観劇回ではキングコング西野亮廣さんがゲスト出演されていました!
この公演では写真撮影がOKになっています!(録音・録画は禁止)
一般的な舞台は、劇場内の撮影が禁止になっていますが、かなりの特例措置!!!
写真多めでブログ更新します・・・!
【ストーリー】
原作は1843年に出版されたチャールズ・ディケンズの小説「クリスマスキャロル」。それを少しホリエモンテイストにアレンジしています。
クリスマスの夜、主人公スクルージは家族とクリスマスを過ごそうとしていました。そして娘に、過去のクリスマスにあったエピソードを語っていきます。
若き日のスクルージは敏腕IT社長で、お金持ちでした。しかしながら自分以外への慈悲が全くなく、お金が全てという考えでした。そんなクリスマスの夜、スクルージの家に天使「ミカエラ」が現れます。ミカエラは、スクルージの過去・現在・未来のクリスマスを見るように命じます。
[過去]過去のスクルージは妹想いの心優しい青年でした。昔の自分は頑張り屋で人想いだったと、過去を振り返ります。
[現在]スクルージは愛する彼女がいましたが、振られてしまいます。彼女は「あなたが夢を追って頑張っている姿が好きだった。」と言います。
また、自分以外のクリスマスも少しずつ覗いていきます。会社の部下や、親戚が家族で仲良くクリスマスを過ごす姿を見て、彼の心が変わっていきます。
[未来]スクルージは死んでいました。死んだ彼のことを悔やむものは誰一人おらず、むしろ嫌いなスクルージが死んだことに喜んでいる様子でした。
彼はこのクリスマスを見て、「死にたくない、誰かとクリスマスを祝えるようになりたい」と感じるようになります。
そして彼の未来は変わり、家族と素敵なクリスマスを過ごせるようになったのです。
【構成】
開演の20分前から、女性キャストのダンスショーが始まります!
本編は2時間45分(途中休憩35分含む)の2幕編成です。
途中休憩中は「シャンパン祭り」があり、お客さんがシャンパンをバンバン頼んでいきます、、、バブルか!?
本編終了後は15分ほどスペシャルゲストのコーナーがあります。
今回は西野さんが映画「えんとつ町のプペル」の曲と、「オーシャンゼリゼ」を歌ってくださいました。
【食事】
このミュージカルは食事を食べながら楽しめる「食劇」となっています!ディナーショー感覚で楽しめます。
ミュージカル夜公演の時間帯って、ちょうどご飯の時間とドン被りなので、これは良いなと思いました。
料理は全部で5つです!
・クリスマス前菜の盛り合わせ
宮崎キャビアと帆立のタルタル、クラテッロとフルーツ、ブッラータのカラスミかけ、和牛メンチカツサンド
・フカヒレとペリゴール黒トリュフのスープ麺
・美崎牛ローストビーフ ポルチーニソース
・和牛100%牛丼、日本一のこだわり卵と
・ショコラテリーヌ、イチゴのソースと
全て美味しくて、ちょうど良い量でした!人生初キャビアでしたよ・・・
テーブル上にあるワイン(赤・白)と日本酒は飲み放題です。日本酒がめちゃくちゃうまい!!!(笑)
他にもソフトドリンクも無料で提供されていました。
【ピックアップキャスト】
やはり主演の堀江貴文さんに、目が行ってしまいます!普段の実業家から打って変わって、歌って踊る俳優に。ギャップがすごいです・・・
個人的には「天使ウリエル」を演じたモデルのとまんさんの演技がとても良いと感じました!憑依型というか、やけにリアルで。歌も、時に発する圧のある声も非常に迫力があり、もっと舞台出て欲しいと思いました。
【感想】
とにかく「全てが新しい」!!!
ミュージカルでダメな「飲食」「写真撮影」がOKという、新しい時代になってきていると思います。
また、ミュージカルの客層としては異例で男性のビジネスマンが多いです。休憩中に名刺交換している方を多く見かけました。堀江さんが主催しているからこそ、新しい層がミュージカルに触れる機会を生み出していると思いました。
【スネ毛ちゃん評価】
総合評価:★★★☆☆
初心者にオススメ度:★★★★☆
ディナーショー形式ということでお値段は高めですが、良い機会になると思います。
ミュージカルファンにオススメ度:★★☆☆☆
出演者のほとんどが舞台専門の役者さんではありません。全体的にパフォーマンスや歌のクオリティはそこまで高くないです。
ただ、ご飯を食べながらミュージカルを観る機会はなかなかないと思うので、観劇に刺激が欲しい方は体験して頂きたいです。
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