2020.10.6.Tue ミュージカル「ビリー・エリオット-リトル・ダンサー-」@TBS赤坂ACTシアター
毎年やっていて、テレビでもCMが流れているので、名前だけでも聞いたことがあるのではないでしょうか。
主役の少年ビリーが毎年複数キャスト(4名)いて、毎公演違う子が演じています。
ビリー役はクラシック・バレエ、タップダンス、アクロバット、歌など、約1年間のトレーニングとオーディションを経て決定します。
元は2000年に公開されたイギリス映画となっています。
2005年にエルトンジョン作曲のもとミュージカル化し、ブロードウェイでも上演。
トニー賞をはじめとして多くの賞を受賞しており、非常に人気のあるミュージカルです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/リトル・ダンサー
わたしは夜公演、当日券で入りました・・・!
当日券で、2階席一番前を確保です^^
まだソーシャルディスタンスをとりつつの公演となっており、
チケット初回券売後に、1席ずつ開けていた席を販売するようになっていました。
なので1席とびの座席が多かったですが、連番で座っていらっしゃる方もちらほらいました。
【キャスト】
私が見たキャストはこちらです!
正直なところは、オールダービリーの大貫さん目当てで行きました(*´-`)
フジテレビ「ルパンの娘」でかなり一般の方への知名度も急上昇したのではと思います。
【あらすじ】
公式の文章ちょっとお借りして、失礼します↓
1984年、炭鉱労働者たちのストライキに揺れる、イングランド北部の炭鉱町。主人公ビリーは、炭鉱労働者の父と兄、祖母の4人暮らしで、収入がなく生活は厳しい。ビリーはある日、バレエ教室のレッスンを偶然目にし、少女達と共にレッスンに参加するようになる。その事を父親が知り大激怒。バレエを辞めさせられてしまう。しかし、踊っているときだけはツライことも忘れて夢中になれるビリーは、バレエをあきらめることができない。そんなビリーの才能を見出したウィルキンソン夫人は、無料でバレエの特訓をし、イギリスの名門「ロイヤル・バレエスクール」の受験を一緒に目指す。ビリーの溢れる情熱と才能、そして”バレエダンサーになる”という強い思いを知り、父として何とか夢を叶えてやりたい、自分とは違う世界を見せてやりたい、と決心する。
11歳の少年が夢に向かって突き進む姿、家族との軋轢、亡き母親への想い、祖母の温かい応援。度重なる苦難を乗り越えながら、ビリーの夢は家族全員の夢となり、やがて街全体の夢となっていく・・・
【感想】
●全体的な感想
作品のストーリー性、ショーとしての華やかさ、レベル、楽曲、全てにバランスがあって、
ミュージカル初心者の人でも十分に楽しめるのと、観劇マニアも納得できる作品であると思います!
楽曲も良くて、ギターが入ったロックなナンバーもあり、テンション上がります!
炭鉱という場所設定がありますが、それを活かしてショーとしての華を出す演出がいいなと思います。
そして、何より親子愛・夢・LGBTなど、自分にも問いかけたい話題をショートして織りなしているところに、
凄さを感じ、そして感動しました。
●主人公ビリーについて
私が見た回は「中村海琉」くんビリーでした。2008年生まれ、小学5年生・・・とは思えない!
あの大きな会場で堂々と、主人公として。
小学五年生で役柄やストーリーを解釈したり、演じたり。凄まじいことだと思います。
しかもこのビリーエリオットがえげつないなと思ったのは、
バレエの技術はもちろん必要なんですが、それに加えて歌と、さらにはタップダンスの場面もあります。
ミュージカル女優、俳優さんはもちろん全てを網羅していく道だと思うのですが、
これが全部、それなりのクオリティでできるというのは本当にすごいことなんです。
特にタップダンスって、すぐに身につくスキルではありませんし、継続しないと音がなるようになりません。
やり遂げる、成し遂げる。子供だからじゃなく、プロとして、凄まじいことだと思います。
ビリーエリオットファン、観劇オタクの方は、4人のビリーやWキャストの出演陣、組み合わせで毎公演新しい発見があると思います。
このビリーと、このウィルキンソン先生などなど・・・
公演期間も長めに設定されているので、とても楽しめる作品だと思います( ´∀`)
今年はコロナ禍でできるかどうかわからなかった不安もありながらの舞台稽古だったと思います。
そんなことも考えて、無事公演できて、これが観られたということだけでもなんだか泣けてきました。
来年も無事開催できることを願っています。
【スネ毛ちゃん評価】
総合評価:★★★★★
初心者にオススメ度:★★★★★
初めての観劇にも最適!!!
華もあるし、ストーリーもわかりやすいです!
ミュージカルファンにオススメ度:★★★★★
何度も炭鉱に出向く方も多いですよね!笑
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