2020.11.5.Thu.劇団四季「ロボット・イン・ザ・ガーデン」＠自由劇場
劇団四季の有料会員「四季の会」からチケット手配しました！
けっこう有料会員のハードルって高いと思うんですけど、
年会費2000円からで、チケット1000円値引きで買えるので、２回観に行けば元取れちゃうっていう・・・
いろんな演目があるのに、こんな、いいんですか・・・？！ありがとうございます！
という良心的なシステムです。
ミュージカル見たこともないっす！な方はもちろん、普通にチケット購入可能なので、
一回でも観て欲しいなと思います。
【会場】
会場の自由劇場は、劇団四季専用の劇場となっており、キャパシティは約500席。
後方の席でも全然観やすいので、観劇にはとてもいい劇場だと思います。
落ち着いた雰囲気もあって、いい場所です。
【作品・あらすじ】
原作は2015年に、イギリスの作家デボラ・インストールによって生まれた小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」。
それを劇団四季がミュージカル化したものになります。
劇団四季の一般オリジナルミュージカル化は16年ぶりとのことです。
四季といえば「ライオンキング」「リトルマーメイド」などなど、ディズニー作品のイメージが強いと思うので、
けっこう意外だなと思う方も多いのではないでしょうか。
ストーリーですが、未来、アンドロイドが実用化されている社会のおはなしです。
労働者にとって変わってアンドロイドが仕事を請け負っている時代、ロボット・アンドロイドへ反対勢力もありました。
イギリスの田舎町に住む主人公ベンは、事故で両親を失ってから無気力に過ごし、妻のエイミーとの仲も悪化していました。
そんな暮らしをしていると、突然自宅の庭に、壊れかけのロボットが現れたのです。
そのダンクという名のロボットにベンは愛着を感じ、妻を置いてロボット修理の旅に出ます。
【キャスト】
私が観た回のキャストです。
ロボットのダンクは、他のペア出演もあります。
「ペア」ってどういうこと！？と思う方、いらっしゃいますよね。
次の感想をご覧ください(´･ω･`)
【感想】
●ストーリー
恋愛・近未来のロボットと人間との関係性。それをうまく拾いながら成り立っている作品だと思いました。
アンドロイドが社会進出している世界なのですが、
PS4ゲームの「デトロイト ビカム ヒューマン」に世界がかなり似ていると思いました！
ロボット・アンドロイドに対する反対勢力があるという世界観も似ています。
劇中にアンドロイドの娼婦が出てくるシーンがありますが、デトロイトのゲーム内にもそんなシーンがあって。
こういう世界観をミュージカルとして落とし込む発想がすごいなと思いました！
機械的なお話もありつつ、男女の愛にもうまく踏み込めているのがこの作品。
お見事！としかいえません。
主人公のベンが無気力で、言い方は悪いがニート状態。
その妻エイミーは弁護士でキャリアウーマン。
そんな二人、どうやって出会ったのか。別れてそれぞれの道を進むのか。
恋愛というよりは、愛に焦点を置いている感じがしました。
●キャスト
やっぱり劇団四季、クオリティが高いですよね。
ロボットのダンクは身長およそ１mちょっとぐらいかなぁと思うんですが、
それを男女２名でパペット操作して動かしているんですよ！
中腰になりながら、左腕・左足を女性、右腕・右足を男性。
四季の他の演目でもこのようにパペット操作する演出があるので、観ていて安定感があります。
そして、中腰になりながら動かすキャストさん、、、腰痛が心配になる泣
スムーズなダンク捌き、そして素晴らしい歌声に感動します。
【スネ毛ちゃん評価】
総合評価：★★★★★
初心者にオススメ度：★★★★☆
初めての観劇にも最適！！！
3時間あるので、少し疲れちゃうかもしれませんが、お勧めしたいです。
ミュージカルファンにオススメ度：★★★★★
文句ないと思います！！！笑
今年見てよかったミュージカルベスト３には必ず入り込むと思います！！！！！
はじめてミュージカルを見る人にもお勧めしますし、いつも観ているひとにも観て欲しい。
公演時間が休憩含めて3時間。ちょっと長く感じられるかもしれませんが、ぜひぜひぜひぜひぜひ観て欲しい、そんな作品です。
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